
あなたは「ありがとう」という言葉にどれほどの力があるかご存知でしょうか?
小林正観氏が提唱した「ありがとう」25,000回を唱える実践法は、心を込めなくても人生に驚くべき変化をもたらすとされています。
今回は、その効果、実践方法、そして「ありがとう」という言葉に秘められた宇宙の法則について深く掘り下げていきます。
「ありがとう」25,000回で何が起こるのか?その驚くべき効果

小林正観氏によると、心を込めずにただひたすら「ありがとう」を25,000回口に出すだけで、半年以内に以下のような変化が起こると言われています。
- 心からの感謝があふれ、涙が止まらなくなる
- 最初は無心で唱えていても、やがて内側から深い感謝の念が湧き上がってきます。
- 願いが叶いやすくなる(人生の好転)
- 人生が好転し始め、望む現実が引き寄せられるきっかけとなります。
- ネガティブな感情が感謝に変わる
- 自分や周囲に対する怒り、恐れ、憎しみといった負の感情が、自然と感謝の気持ちへと変化していきます。
このメソッドの最大のポイントは、「心を込めなくても良い」という点です。小林正観氏は、「口に出す言葉の力」が「想念の力」をはるかに上回ると説いています。
さらに、まだ起きていないことに対して「~してくださってありがとう」と完了形で感謝を伝えることで、その願いが実現しやすくなるとも言われています。
コンビニのトイレが「綺麗に使ってくださってありがとうございます」という貼り紙で清潔になった事例は、この「完了形の感謝」の力を象徴しています。
実践ルールと具体的なやり方

シンプルな実践法ですが、いくつかのルールがあります。
言う言葉
ただひたすら「ありがとう」と口に出します。
回数とリセット条件
合計25,000回言ったらゴールです。
実践中に「不平・不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を1回でも口にしたら、カウントをゼロに戻してやり直しとなります。
心の中で思うだけなら問題ありませんが、口に出すことがリセットの対象です。
注意点
天気の悪口(「暑い」「寒い」「じめじめする」など)もリセット対象となるため、日常の言葉遣いにも意識を向けることが重要です。
回数の数え方
カウンターアプリや電卓(+1を連打)で管理すると便利です。
1分間に出る回数を測り、ペース配分を計算しておくと全体の所要時間が掴めます(例:1分間に80回なら約5時間12分)。
実践の進め方
30分~1時間ごとに休憩を入れつつ、声が枯れないように水分補給をしましょう。静かな環境を整え、集中できる場所で行うのが理想です。
万が一リセットした場合でも、「今のナシ!」と取り消して再開できるという緩和ルールを設けている体験談もありますが、原則は「ゼロからやり直し」です。
継続のコツ
数字だけにとらわれず、「ありがとう」と言いながら浮かんでくる具体的な人や出来事に感謝を込めると、後半は自然と心のこもった言葉になります。
進捗を友人やSNSで共有することもモチベーション維持につながります。
「ありがとう」の語源と宇宙の法則

小林正観氏によると、「ありがとう」という言葉の語源は、「めったにないこと」「ありえないこと」を意味し、元々は神仏のなせる業を称賛する言葉として使われていたそうです。
人間に対して使われるようになったのは室町時代以降のこと。しかし、私たちが目の前の人に対して「ありがとう」と言う時も、その言葉は神に届いていると小林正観氏は語ります。
神は、その言葉が誰に向けられたものかに関わらず、自分の元に届いた言葉としてカウントしているというのです。
25,000回を超えた先のステージとさらなる効果

小林正観氏の研究では、「ありがとう」を唱える回数によって、以下のようなステージがあることが分かっています。
- 25,000回: 第一ステージ。涙があふれ、心からの感謝が湧き上がる。
- 50,000回: 第二ステージ。
- 100,000回: 第三ステージ。
- 500,000回: 第四ステージ。
- 1,000,000回: 第五ステージ。
- 10,000,000回: 第六ステージ。
- 100,000,000回: 第七ステージ。経済的な心配がなくなるレベル。
そして、驚くべきことに、小林正観氏自身の経験から、「自分が言ったありがとうの数」に加えて、「自分が言われたありがとうの数」もカウントに加算されることが判明しました。
これは、お互いに「ありがとう」を言い合う家族や友人関係が、より早く人生を好転させる可能性を示唆しています。
感謝の対象:目に見えない存在と「自分の体」

小林正観氏は、「ありがとう」を伝えるべき対象として、以下の8つを挙げています。
目に見えない4者
- 神様
- 仏様
- 守護霊様
- 聖霊様
目に見える4者
- 友人
- 知人
- 家族
- 自分の体
特に「自分の体」への感謝は非常に重要だと強調されています。
私たちの体は「借り物」であり、魂が入っている「器」のようなもの。日頃から「ありがとう」と感謝を伝えることで、体は元気になり、病気や不調も改善に向かうと言われています。
実際に、足を骨折した人が「ありがとう」を唱え続けた結果、治癒が早まったという事例や、脊髄損傷の重症患者が「ありがとう」で回復したという話も紹介されています。
逆に、「辛い」「悲しい」「つまらない」「嫌だ」「疲れた」といったネガティブな言葉を口にし続けると、体は「そんなに生きているのが辛いなら早く死んでしまいましょう」と反応し、自ら壊れ始めるとのこと。
自分の体が自分のものだと過信せず、常に感謝の念を持つことが、心身の健康と人生の好転につながるのです。
まとめ:損得勘定で「ありがとう」を言ってみよう
小林正観氏の「ありがとう」の教えは、決して精神論や宗教的な話に留まりません。
それは、宇宙の法則に基づいた「損得勘定」としての実践法であり、良いことや楽しいことがたくさん起きるという具体的な結果が伴います。
「ありがとう」は、心を込めなくても数を重ねることで、潜在能力が開発され、目に見えない存在とのつながりが生まれ、そして何よりも自分自身の体が元気になります。
さあ、今日からあなたも「ありがとう」25,000回の実践を始めてみませんか? きっと、あなたの人生に想像以上の奇跡が訪れるはずです。