「大丈夫、なんとかなる」の言霊に支えられた体験談|不安と生きるわたしの話

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「大丈夫、なんとかなる」の言霊に支えられた体験談|不安と生きるわたしの話

「なんとかなる」。この言葉を聞いて、すぐに素直に信じられる人は、そんなに多くないのかもしれません。

むしろ、「そう思えたら苦労しない」「現実はそんなに甘くない」。そう感じている方のほうが、自然なのだと思います。

それでも、不安でいっぱいの日々に、この短い言霊にそっと支えられてきた人がいます。なにを隠そう、わたし自身が、その一人です。

この記事は、「なんとかなる」と唱えたら人生が一気に好転した、という話ではありません。そうではなく、不安だらけだったわたしが、この言葉にどう支えられてきたか。その、ありのままの体験をお話しします。

何かが必ず変わる、という話ではありません。信じられなくても、前向きになれなくても大丈夫です。あくまで「そう感じる人もいる」という範囲の、やさしいお守りのような言葉です。

「なんとかなる」とは、どんな言葉でしょうか

「なんとかなる」は、日本一の納税者として知られる斎藤一人さんが大切にしている、前向きな言葉のひとつとして知られています。

「大丈夫」「ついてる」などとならんで、口に出すと気持ちがやわらぐ言葉――いわゆる言霊として、多くの方に親しまれています。

決まった唱え方や、むずかしい作法があるわけではありません。困ったことが起きたときも、なんでもない日にも、ただ「なんとかなる」と心の中で繰り返す。それだけの、とてもやさしい言葉です。

わたしがこの言葉について思うのは、これはあなたを「救う」ための言葉ではなく、「支える」ための言葉なのではないか、ということです。倒れそうなときに、そっと背中に手を添えてくれる。そんな静かな支えに近いものだと、わたしは感じています。

「なんとかなる」に支えられてきた、わたしの話

ずっと、「不安」と一緒に生きてきました

正直に打ち明けると、わたしはずっと、不安をかかえて生きてきました。先のことが心配で心配で、しょうがないのです。

とくに苦手だったのが、人前で話すこと。まだ何も起きていないのに、頭の中でその場面を先に再生してしまうのです。「うまく話せなかったらどうしよう」「恥をかいたらどうしよう」。当日を迎えるずっと前から、ひとりで憂鬱になっていました。

起きてもいない未来におびえて、先に苦しくなる。あの感じが、本当につらかったのです。

たまたま出会った、斎藤一人さんの言葉

そんなある日、斎藤一人さんの言葉に出会いました。きっかけは、オーディブル――耳で聴く本です。もともと自己啓発の本が好きで、たまたまおすすめに出てきたのを、なんとなく聴いてみたのでした。

『大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね』。そんな言葉が、耳から流れこんできた瞬間、わたしは静かに衝撃を受けました。ものの見方が、すこしずつ変わっていく感覚があったのです。

📘 わたしが斎藤一人さんの言葉に出会えたのは、オーディブル(耳で聴く本)がきっかけでした。無料体験から始められるので、活字を読むのがしんどいときや、家事・通勤のあいだに聴きたい方にも向いています。

「大丈夫、なんとかなる」を、口に出すようになった

それから、「大丈夫、なんとかなる」と、声に出して言うようになりました。

不思議なもので、言葉にすると、自分の耳からもその言葉が入ってきます。それが、思っていた以上に安心材料になりました。なにか失敗してしまった日も、「大丈夫、大丈夫」と、自分に言い聞かせます。

「ついてる」も、口癖にしています

いまのわたしは、「なんとかなる」と一緒に、「ついてる」もよく口にします。

斎藤一人さんは、たとえ鳥のフンが服についてしまったときでさえ「ついてる」と言うのだそうです。わたしもそれをまねて、なにかを落として壊してしまったときも、ぶつけて怪我をしてしまったときも、まず「ついてる」と言うようにしています。

起きてしまったことは、もう変えられません。だったら、その受け取り方のほうを変えてしまう。それも、わたしを静かに支えてくれている習慣です。(「ついてる」については、こちらの記事でくわしく書いています)

それでも、当日が来るまでは不安です

もうひとつ、わたしが大事にしているのが「場数(ばかず)」です。何度も経験を重ねるほど、人は少しずつ強くなれる。斎藤一人さんも、そんなことをよく言っています。斎藤一人さんのお弟子さんにも、もともと人前で話すのが苦手だったのに、場数を踏んで、今では堂々と話されている方がいると聞きます。

じつは、わたしは「やればできる」と、心のどこかでは分かっているのです。それでも――その日が来るまでは、どうしても不安。できると分かっていても、不安なのです。

だからこそ、その落ち着かない気持ちを、「大丈夫、なんとかなる」で、そっとなだめてあげる。それが、わたしには本当に大事なことなのです。

そして、一度こなすたびに、ほんの少しずつ自信がついて、だんだんよくなっていく。そんな感覚があります。(「だんだんよくなる 未来は明るい」の話も、よかったらどうぞ)

正直に言うと、不安は今も消えていません

ここは、正直に書いておきたいところです。「なんとかなる」と唱えるようになっても、不安が消えてなくなったわけではありません。本番の当日を迎えるまで、不安な気持ちは、やっぱり変わらない。不安は、たぶんこれからも、完全には治らないのだと思います。

それでも――口癖にしてから、不安は確かに減りました。不安が押し寄せてきたとき、「大丈夫、大丈夫」と言う。そうやって、わたしはいくつもの場面を、なんとか乗り越えてきました。

そして、乗り越えたから、今があります。終わってみれば、たいていのことは、ちゃんとなんとかなっている。「乗り越えられないことなんて、そうそうないんだな」。今は、そう思えるようになりました。

たとえ失敗してへこんだ日でも、こう思うようにしています。「大丈夫。昨日の自分より、今日の自分は、少しだけ成長できたじゃないか」と。

なぜ「なんとかなる」は、心を支えてくれるのでしょう

自分の体験をふり返って、はっきり言えることがあります。それは、何かが劇的に変わったわけではない、ということです。

  • 問題そのものは、まだ残っている
  • 不安が、ゼロになったわけでもない
  • それでも、心が潰れずに済んだ

「なんとかなる」という言葉の役割は、たぶん、未来を保証することではありません。

そうではなく、今この瞬間を乗り切るための「余白」を、心に少しだけ作ってくれる。追いつめられて狭くなった気持ちに、ほんの少し、すき間を空けてくれる。わたしは、そう感じています。

「なんとかなる」の効果について、もう少しくわしく知りたい方は、「大丈夫、なんとかなる」の効果とは?の記事もあわせてどうぞ。

無理のない、「なんとかなる」の唱え方

特別な作法はいりません。わたしがやっている、肩の力が抜けるコツのようなものを、いくつかお伝えします。

  • 声に出して言う。口に出すと、自分の耳からも入ってきて、安心感がぐっと増します。
  • 信じていなくても、大丈夫。「効くかどうか」を決めなくても、言葉にすること自体が、気持ちを整える時間になります。
  • 範囲を「今日だけ」に小さくする。「一生なんとかなる」だと大きすぎて、かえって不安になることがあります。「今日は、なんとかなる」くらいが、すっと心に入ってきます。

うまく「なんとかなる」と思えない日について

もちろん、どうしても「なんとかなる」と思えない日もあります。言葉が、するりとすべっていくように感じる日も。

そういうときは、無理に唱えなくて大丈夫です。むしろ、「今日は思えなくて当たり前」と、そのままにしておいてください。

そして、もし気持ちがずっと重く、ひとりで抱えるのがつらいときは、言葉だけでなんとかしようとしないでください。身近な人や、専門の相談窓口にそっと頼ることも、立派な「なんとかする」方法のひとつです。

よくある質問

Q. 信じていなくても、唱えていいのでしょうか?

A. 大丈夫です。「効くかどうか」を決めなくても、口に出すこと自体が、少し気持ちを整える時間になります。

Q. 一日に何回くらい唱えればいいですか?

A. 回数の決まりはありません。気づいたときに、ふっとつぶやくくらいで十分です。「やらなきゃ」と義務になってしまうと、かえって疲れてしまいますから。

Q. 「なんとかなる」のほかに、おすすめの言葉はありますか?

A. わたしは「大丈夫」や「ついてる」「だんだんよくなる」なども、よく口にしています。どれも、同じようにやさしい言葉です。心にいちばんしっくりくるものを、ひとつ選んでみてください。

まとめ|「なんとかなる」は、あなたを支える言葉

「なんとかなる」という言霊は、未来を保証してくれる魔法ではありません。悩みを消してくれるわけでも、運を良くしてくれるわけでもないのかもしれません。

けれど、壊れそうな心が、それ以上壊れてしまわないように、そっと支えてくれる。そういう言葉なのだと、わたしは思っています。

信じられなくても、構いません。前向きになれなくても、大丈夫です。

もし今、少しだけ苦しいなら、心の中で「なんとかなる」と、小さく言ってみてください。それだけで、今日を終えられる人が、確かにいます。かつてのわたしが、そうだったように。