トイレ掃除で運気が変わる?|小林正観さん・斎藤一人さんの教えと体験談

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トイレ掃除で運気が変わる?|小林正観さん・斎藤一人さんの教えと体験談

「トイレ掃除をすると、いいことがあるらしい」。そんな話を、どこかで耳にしたことがある人は、きっと多いと思います。

わたしも、そのひとりでした。半信半疑のまま、ある日とうとう、自分の手で便器をさわってみたのです。

この記事では、小林正観さんや斎藤一人さんが語ってきた「トイレ掃除」の話と、実際にやってみたわたしの正直な体験を、いっしょに書いていきます。

先にお伝えしておきます。トイレ掃除をすれば必ずお金が入る、運が良くなる、という話ではありません。信じても、信じなくても大丈夫です。「そう感じた人もいる」という、ゆるやかな範囲のお話として読んでください。

わたしが、人生で初めて素手でトイレ掃除をした日

去年の夏のことです。わたしは生まれて初めて、素手でトイレ掃除をしました。

正直に言うと、「素手で掃除する」と聞いたとき、最初はその意味がよくわかりませんでした。本当に、素手で?と。考えただけで、少し身構えてしまう自分がいました。

でもあるとき、Xで、それを実際にやっている人の動画を見つけたのです。ほんとうに、素手で便器を磨いている人がいる。その姿になぜか胸を打たれて、「こんな人が、現実にいるんだ」と、わたしは少し感動してしまいました。

それで、自分でもやってみることにしました。自宅のトイレだったからか、思っていたほどの抵抗はありませんでした。

ところが——掃除をしている最中、なぜだか、涙が出てきたのです。

うまく言葉にできません。悲しいわけでも、つらいわけでもない。ただ、しゃがんで便器を磨いていたら、ふいに涙がこぼれてきた。自分でも「あれ?」と笑ってしまうような、不思議な時間でした。

その日は「あの鐘を鳴らすのはあなた」という歌を聴きながら、二十分ほど、ただ黙々と磨きました。終わったあとの、あのすっきりとした気持ちよさは、今でもよく覚えています。

「今日から毎日やろう」。そう、素直に思えた一日でした。

きっかけは、桜庭露樹さんの本でした

そもそも、わたしがトイレ掃除を始めたきっかけは、桜庭露樹(さくらば つゆき)さんの本でした。

桜庭さんは、心学研究家の小林正観(こばやし せいかん)さんの教えを受け継いだ方として知られています。その本のなかで、「トイレ掃除をすると、臨時収入があるらしい」という話に出会ったのです。

ちなみに桜庭さんは、家の物を思いきって手放す全捨離(ぜんしゃり)という考え方でも知られています。トイレ掃除と全捨離は、どこか同じ流れの上にあるのですね。

正直に白状すると、はじめのわたしの動機は、かなり俗っぽいものでした。「お金が入るなら、やってみようかな」くらいの、軽い気持ちです。

でも、おもしろいことに、小林正観さんご自身が「損得勘定でいいから、やってみよう」と語っていたそうです。きれいな心でなくても、下心まじりでもかまわない、と。それを知って、なんだか少し肩の力が抜けました。

トイレ掃除が「いい」と言われる、いくつかの理由

トイレ掃除がなぜいいと言われるのか。小林正観さんや斎藤一人さんは、それぞれの言葉で語っています。難しく考えず、「そんなふうに言う人もいるんだな」という気持ちで読んでみてください。

小林正観さんの「宇宙の導管」のたとえ

小林正観さんは、こんなたとえを使いました。宇宙は、エネルギーがたっぷり蓄えられた大きなダム湖のようなもので、人はそこから流れを受け取る一本の導管(パイプ)のようなものだ、と。

「あれが欲しい、こうしたい」という気持ちが強すぎると、そのパイプが詰まってしまう。トイレ掃除は、その詰まりをそっと取り除く行いなのだ——そう考えたそうです。

斎藤一人さんの「トイレに宿る神様」の話

一方、日本一の納税者として知られる斎藤一人さんは、トイレには烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)という神様が宿る、という言い伝えを紹介しています。

また、「家には七人の神様がいて、最後にトイレへやってくる神様が、いちばん大きな袋に宝物を入れている」というお話もあります。だからトイレを大切にすると、その神様によろこんでもらえる、というわけです。

斎藤一人さんは、トイレの蓋を閉めることを「金かくし」と呼んでいたそうです。良い気を外へ逃がさないように、という願いがこめられているのですね。

小林正観さんの「そわか」の法則

小林正観さんは、人生がやさしく回り出すコツとして「そわか」という言葉も残しています。

  • そ……掃除(トイレ掃除も、そのひとつ)
  • わ……笑い
  • か……感謝

掃除して、笑って、感謝する。たったそれだけのこと。でも、続けてみると、案外この三つはむずかしい。だからこそ、ひとつずつでいいのだと思います。

もちろん、これらは「必ずそうなる」という保証ではありません。信じられなくても、まったく問題ありません。ただ、昔から多くの人が、こういう話を大切にしてきた。その事実が、わたしには少しあたたかく感じられます。

無理のない、トイレ掃除の始め方

「やってみようかな」と思えたら、肩の力を抜いて、こんなふうに始めてみてください。

  • まずは、便器の内側を、いつもより少していねいに磨く
  • フチの裏や床も、気づいたところだけでいい
  • 終わったら、トイレの蓋をそっと閉める
  • できれば、毎日少しずつ続けてみる
  • 好きな音楽を流しながらでも大丈夫

素手でやるかどうかは、無理をしなくて大丈夫です。わたしは素手でやってみて、たまたま心が動きましたが、ゴム手袋でも、掃除の道具を使っても、気持ちはちゃんとこもります。自分が続けられるやり方が、いちばんです。

「感謝の気持ちで」と言われると身構えてしまいますが、最初は「ありがとう」と心の中でつぶやくくらいで十分だと、わたしは思っています。

続けてみて、わたしに起きた小さな変化

あれから、わたしは今もトイレ掃除を続けています。正直なところ、慣れてしまえば、まったく苦になりません。毎日のことなので、もう特別なことだとも思わなくなりました。

おもしろいもので、汚れたものを手でさわることへの抵抗も、いつのまにか薄れていました。掃除を終えたあとは、心が少し洗われるような感覚があります。

お金の話も、正直に書いておきます。じつは、ちょっとした臨時収入のような出来事が、わたしにもありました。あるキャンペーンに応募したら、二万円分のポイントが当たったのです。

もちろん、これをトイレ掃除のおかげだと言い切るつもりはありません。ただの偶然かもしれませんし、同じことが起きると保証もできません。そういう小さな出来事が、たまたまあった——という、それだけのお話です。

むしろ最近のわたしは、お金は少し怖いものだとも感じています。大金がほしいという気持ちは、だれにでもあると思います。でも、大きなお金には、大きな重さもある。そう思うようになってから、宝くじを買うのもやめました。

お金が増えた、というより、お金とのちょうどいい距離感のようなものが、自分の中で少し変わった。トイレ掃除を続けて、わたしが受け取ったいちばん大きなものは、たぶんそれだと思っています。

蓋を閉めるのは、わたしだけの習慣

トイレの蓋を閉めること。これは、わたしは毎回かならず守っています。

ただ、白状すると、家族はまったく協力してくれません。「閉めてね」と何度お願いしても、開けっ放しのままです。

でも、それでいいのだと、思うようになりました。人は、なかなか変えられません。たとえ家族であっても、です。だから、わたしは気づいたときに、そっと自分で閉める。自分のぶんだけ守れたら、それでいい。

これも、トイレ掃除がそっと教えてくれたことのひとつ、なのかもしれません。

うまく続けられない日もある

毎日やろう、と決めても、できない日はきます。疲れている日、気持ちが沈んでいる日。そういう日に、無理にやる必要はありません。

小林正観さんは、効果を感じられない人の特徴として、不平不満や愚痴が多いこと、いつもイライラしていることを挙げていたそうです。

でも、これは誰かを責めるための言葉ではないと、わたしは受け取っています。掃除そのものより、そのときの心のありようが、やさしくほどけているかどうかのほうが、たぶん大事なのでしょう。

できない日があってもいい。また気が向いたら、しゃがんでみる。それくらいの距離感で、ちょうどいいのだと思います。

よくある質問

Q. お金や臨時収入は、本当に入るのですか?

A. わたしの場合は、ちょっとした臨時収入のような出来事がありました。でも、それが掃除のおかげかどうかはわかりませんし、保証もできません。お金のためというより、心が整う時間として続けるほうが、結局はいちばん長続きするように思います。

Q. 素手でやらないと意味がないですか?

A. そんなことはありません。素手は「より気持ちがこもる」という人もいますが、手袋でも道具でも大丈夫です。自分が心地よく続けられる形を選んでください。

Q. 毎日できないと、ダメですか?

A. 大丈夫です。できる日に、できるだけ。続かない自分を責めないことのほうが、ずっと大切だと思います。

Q. 信じていなくても、やっていいのでしょうか?

A. もちろんです。「損得勘定でいい」と言われるくらいですから、半信半疑のままで、まったく問題ありません。

まとめ

トイレ掃除をしたからといって、人生が劇的に変わるわけではないかもしれません。

でも、しゃがんで、黙々と便器を磨いたあの二十分、わたしの心は確かに少しだけ静かになりました。涙が出て、すっきりして、「明日もやろう」と思えた。それだけで、十分だったのです。

もしあなたが、なんだか心のざわざわする夜をすごしているなら。お金のためでも、運のためでもなく、ただ自分の手で、いちばん小さな場所をきれいにしてみる。そんな時間が、そっと味方になってくれることがあります。

無理のない範囲で、よかったら、いっしょに始めてみませんか。

もっと知りたい方へ(本・朗読)

わたしがトイレ掃除を始めるきっかけになった桜庭露樹さんの本や、小林正観さんの考え方は、本でじっくり読むと、また違う発見があります。

じつはわたしは、この本をAudible(オーディブル)で“聴いて”知ったひとりです。トイレ掃除のことも、この一冊のなかで語られています。本を読む時間がなかなかとれない方は、家事をしながら、寝る前のひとときに、耳で聴いてみるのもおすすめです。

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