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「ついてる」と口ぐせのように言うと、本当に効果があるのだろうか。そんなふうに気になって、この記事にたどり着いた方もいるかもしれません。
じつは、この「ついてる」を大切にしていることで知られるのが、日本一の納税者として有名な実業家・斎藤一人さんです。
はじめに正直なことをお伝えします。「ついてる」は、唱えれば幸運がやってくる魔法でも、運気が必ず上がる呪文でもありません。
それでも、わたしはこの短い言葉に、毎日のようにそっと支えられています。ここでは、わたし自身が「ついてる」とどう付き合ってきたかという体験を、ありのままにお話しします。
何かが必ず変わる、という話ではありません。信じられなくても、うまく言えなくても大丈夫です。あくまで「そう感じる人もいる」という範囲の、やさしいお守りのような言葉です。
「ついてる」とは、どんな言葉でしょうか
「ついてる」は、日本一の納税者として知られる斎藤一人さんが、とても大切にしている言葉のひとつです。
「大丈夫、なんとかなる」「だんだんよくなる」などとならんで、口に出すと気持ちがやわらぐ言葉――いわゆる言霊として、多くの方に親しまれています。
わたしがこの言葉について思うのは、これは幸運を引き寄せるためというより、起きてしまったことを、責めずに受け取り直すための言葉だということです。「効果」というより、心がそれ以上しんどくならないための、静かな支えに近いものだと感じています。
「ついてる」に支えられてきた、わたしの話
きっかけは、耳で聴いた斎藤一人さんの言葉
わたしはもともと、不安をかかえやすい人間です。そんなわたしが斎藤一人さんの言葉に出会えたのは、オーディブル――耳で聴く本がきっかけでした。
その中で、斎藤一人さんが「ついてる」を口癖にしている、という話を知りました。なんでもない言葉なのに、なぜか心に残ったのです。
📘 わたしが斎藤一人さんの言葉に出会えたのは、オーディブル(耳で聴く本)がきっかけでした。無料体験から始められるので、活字を読むと眠くなってしまう方や、家事・通勤のあいだに聴きたい方にも向いています。
今では、「やっちゃった」瞬間に口が勝手に動く
それからわたしは、「ついてる」を口癖にするようになりました。はじめのころは、意識して、自分に言い聞かせるように言っていました。
ところが今では、なにかを落としたり、こぼしたり、どこかにぶつけて怪我をしたりして、「あっ、やっちゃった」と思ったその瞬間に、考えるより先に「ついてる」と口から出てくるようになりました。もう、すっかり口癖です。
「クソ、ついてないな」が、わいてこなくなった
普通なら、失敗した後は「なんだよ、ついてないな」と、舌打ちのひとつもしたくなる場面です。
でも、そこを「ついてる」と言ってしまうと、不思議なことに、嫌な気持ちが、まったくと言っていいほどわいてこないのです。これは、わたしがはっきりと実感していることです。
頭が、「ついてること」を探しはじめる
なぜだろうと考えてみると、たぶん「ついてる」と口にした瞬間、頭が「じゃあ、何がついてるんだろう」と、無意識に良いところを探しはじめるのだと思います。
斎藤一人さんは、たとえ鳥のフンが服についてしまったときでさえ「ついてる」と言うのだそうです。わたしも、物を壊してしまったときは「これくらいで済んで、ついてた」、怪我をしたときは「大ケガじゃなくて、ついてた」と、自然に思えるようになりました。
起きてしまったことは、もう変えられません。だったら、その受け取り方のほうを変えてしまう。「ついてる」は、わたしにとって、そのスイッチのような言葉です。わたしは、ここに確かな手ごたえを感じています。
本当に「ついてる」日は、嬉しさが倍になる
そして、これはうれしい発見だったのですが、嫌なことだけでなく、本当にいいことが起きたときの喜びも、ぐっと大きくなりました。
日ごろから「ついてる」と言っているせいか、いざ良いことがあると、「うわ、めっちゃついてる!」と、心から思えるのです。同じ出来事でも、うれしさが倍になるような感覚があります。
面白いもので、ふだんなら多くの人が見過ごしてしまうような小さなラッキーにも、だんだん気づきやすくなってきました。「あ、これもついてるな」「これもラッキーだったな」と、日常の中の小さな”ついてる”を、自分で見つけられるようになったのです。
嫌なことは軽く受け流せて、良いことには人一倍うれしくなれる。わたしにとっての「ついてる」の、いちばんありがたいところかもしれません。
同じように「大丈夫、なんとかなる」に支えられてきた話は、こちらの体験談にも書いています。
「ついてる」は効果として、どう受け止められているか
わたしの実感はさておき、この言葉について語られるとき、よく聞く受け止め方として、次のようなものがあります。
- 嫌な出来事の中でも「ここで止まってよかった」と思える
- 必要以上に自分を責めずに済む
- 感情が暴走しきる前に、一度立ち止まれる
金運や健康運が上がる、という話と結びつけて語られることもあります。けれど、それが本当に言葉の力なのか、気持ちが少しゆるんだ結果なのかは、はっきりしません。
ですので、「効果があった人もいるらしい」。そのくらいの距離感で受け取るのが、いちばん安心だと思います。運気を保証する言葉ではなく、心のクッションのような言葉。わたしは、そう感じています。
無理のない、「ついてる」の唱え方
特別な作法はいりません。わたしがやっている、肩の力が抜けるコツのようなものを、いくつかお伝えします。
- 声に出して言う。口に出すと、自分の耳からも入ってきて、気持ちが少し整います。
- 失敗した瞬間に言ってみる。うまくいかなかったときこそ、「ついてる」が、自分を責めすぎないブレーキになってくれます。
- 毎日続けなくていい。「1日何回」と決めなくて大丈夫です。思い出したときに、ふっとつぶやくくらいで十分です。
はじめは意識して言っていても、続けるうちに、わたしのように自然と口から出てくるようになることもあります。あせらず、ゆっくりで大丈夫です。
「ついてる」と一緒に、「大丈夫、なんとかなる」や「だんだんよくなる」を口にする人も多いです。どれも、同じようにやさしい言葉ですので、心にいちばんしっくりくるものを選んでみてください。
うまく「ついてる」と思えない日について
もちろん、つらい出来事の最中に「ついてる」なんて、とても思えない日もあります。それが、自然なことです。
そういうときは、無理に言わなくて大丈夫です。「逆境でも言わなければいけない」という義務は、どこにもありません。「今日は思えなくて当たり前」と、そのままにしておいてください。
そして、もし気持ちがずっと重く、ひとりで抱えるのがつらいときは、言葉だけでなんとかしようとしないでください。身近な人や、専門の相談窓口にそっと頼ることも、立派な「ついてる」の受け取り方のひとつだと思います。
よくある質問
Q. 「ついてる」は、毎日言わないと効果がないですか?
A. そんなことはありません。回数や日数の決まりはなく、できなかったからといって意味がなくなるわけでもありません。思い出したときに、つぶやくくらいで十分です。
Q. 嫌なことが起きた直後でも、言ったほうがいいですか?
A. 言えそうなときだけで大丈夫です。わたしは失敗した瞬間に言うようにしていますが、どうしても言えない日は、無理をしません。あとから「これで済んでよかった」と思い直せたら、それで十分です。
Q. 「ついてる」のほかに、おすすめの言葉はありますか?
A. わたしは「大丈夫、なんとかなる」や「だんだんよくなる」も、よく口にしています。どれもやさしい言葉です。心にいちばんなじむものを、ひとつ選んでみてください。
まとめ|「ついてる」は、あなたを支える言葉
「ついてる」という言霊は、運を良くしてくれる魔法ではありません。幸運を約束してくれるわけでも、嫌なことをなくしてくれるわけでもないのかもしれません。
けれど、起きてしまったことで自分を責めすぎないように、そっと支えてくれる。いちばん大きな「効果」は、たぶんそこにあるのだと、わたしは思っています。
信じられなくても、構いません。うまく言えなくても、大丈夫です。
もし今日、なにか小さな失敗をしてしまったら、心の中で「ついてる」と、そっと言ってみてください。それだけで、自分を責める手を、少しだけゆるめられる人がいます。わたしも、そのひとりです。